気付けば2017年ももう春に向かって進んでいますね。
筆者は今年から花粉症になってしまったみたいですので
暖かい季節がくるのが嬉しかったり、嬉しくなかったり….。
やはり病院に行こうかな…。
さてタイトルの通り、
今回は長尺シートという床のシートを貼らせて頂きました。
一般的な住宅やアパート等に使う床の材料とは少し違い、
重くて硬いものが長尺シートとなります。
学校や病院などの床に使われているものと説明すると
わかりやすいかもしれません。
施工前の状態
ここが今日の現場です。
長尺シートだけに限らず、床にシートを貼るときは
なるだけ段差をなくしてフラットなところに貼るというのがセオリーです。
スマートフォンの保護フィルムなんかを貼るときもそうですよね。
綺麗にしてからでないと、貼ってから
「なんかデコボコする…」となってしまいます。
なので床工事でも、貼る面を慣らしていきます。
下地処理・パテ
1枚目の写真では少しわかりにくいですが
すでに打ってあるパネルとパネルの間に
少し段差があります。
その段差に、上の写真のようにモルタルを塗って
凹凸を無くしていきます。
これをパテと呼ぶのですが、
とても難しい!!
見ている分には簡単なのですが、
いざやってみると力加減や手首の角度、モルタルの量など
色んな要素があり、どれか1つでも欠けると
まったく上手に塗れません。
塗った跡がまっすぐになっているのが上手な人の証らしいので
それを目指して修行あるのみですね…。
長尺シートの施工
さて、慣らした後は「敷き込み」という作業です。
これは実際に材料を床に敷いてみて、
余分なところを大まかに切り落としていく作業です。
まず材料というものは、実際に貼る寸法で注文するわけではありません。
採寸時に測り間違いや測り忘れをしてしまったときのために
少し多めに注文しているのです。
その多めの材料を必要な寸法に近づけ、一度敷いてみるのです。
・・・この作業の説明だけで1000文字くらい必要ですので、
細かいところは別の機会に…。
敷き込みの後は糊入れです。
先ほどパテで慣らした下地の上に糊を塗っていきます。
この作業も別の機会にまた書いてみます。
ちなみに筆者はこの作業が一番好きです!
さてここまでやってようやくシートを貼り付けていきます。
空気が入らないように端から順番に空気を押し出しながら
まっすぐ貼っていくのですが
この押し出す作業がとにかく大変です…。
「綺麗に仕上げたい!」「お客様に喜んで頂きたい!」
その一心(二心?)で頑張る瞬間です。
いよいよ最後の工程、カットです。
敷き込みのときに大まかに切った材料を
実際の建物のサイズに合わせて切っていきます。
ここが一番の腕の見せ所ですね。
なのでこれも別の機会に!
(あぁ…どんどん書くことを増やしてしまっている…。)
カットをして、綺麗に掃除をして終了です。
今回の施工に掛かった時間は約6時間でした。
長尺シート完成
こんな風に仕上がりました!
とても綺麗になりましたね!
お客様にも「綺麗だねー!」と言ってもらえて
頑張った甲斐がありました。
内装業では、綺麗にしたいという自分の気持ち以外に
お客様が喜んで下さっている顔というものが
何よりのモチベーションになっています。
なので改めて、
これからも一人でも多くのお客様に喜んでいただけるよう
丁寧に仕事をさせていただきたいと思えた施工になりました。
今回もご依頼いただき、誠にありがとうございました!
とりあえず私は花粉症の病院にいってまいります…。
宮崎にお住まいで長尺シートのご相談はインテリアショップワークスにおまかせ下さい。